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同友会ニュース−お知らせ

【20.06.25】「危機に負けない中小企業 No.5」神崎鉄工(株) 代表取締役 神崎隆一氏(佐伯支部会員)

売上40%減から72万円の黒字へ

 \; 新型コロナウイルス感染拡大の影響が広がる中、過去に経営危機を乗り越えた方に話をお聞きする「危機に負けない中小企業」。
第5回目は5S活動を徹底して行い、リーマンショックの危機から脱した、神崎隆一氏(神崎鉄工(株)代表取締役)にお話しをお聞きしました。

金融機関から鉄工業界へ

神崎氏は一人っ子で会社を継ぐつもりはなく、地元の金融機関に就職しました。しかし、父から「相談がある」と連絡があり、その切迫した状況から次の日には金融機関に辞表を出し、神崎鉄工(株)への入社を決断しました。まったく畑違いの鉄工業界に飛び込み、仕事や業界への理解、社員の意識を変えるのに10年かかったということです。鉄工の需要はバブル崩壊後1/3に落ち込みました。それに伴い県内67社あった鉄工所の数も21社と1/3となりました。

5S活動

そうした状況の中、リーマンショックが起こり、その煽りを受けて、売上が12億円から7億円と40%減りました。神崎氏は社員に対して「3期連続赤字を出したら社長を辞める」と宣言し、仕事量が減る中、休業して雇用調整助成金を使うのではなく、リーマンショック前から行っていた5S活動を徹底して行いました。

「どうしたら会社が良くなるのか何でもアイデアを出してほしい」と社員に呼び掛けました。すると社員から「段ボールやペットボトルを仕分けして売ってはどうか」など様々な意見が出ました。さらに、仕事がないことを逆手にとり、ラインの流れが良くなるよう、工場に大型の重機を入れてレイアウトを変更しました。

そういった努力の積み重ねで、社員の給与を下げることなく、最終的には72万円の黒字を出すことができました。また、この時「どんなに苦しくても必ず毎年1人は新卒を採用しよう」と決意し、採用を続けました。この時に採用を続けたことで、当時採用した社員が今では会社の主力に成長しています。

経営者の役割とは

神崎氏は経営者として、モノづくりと同じくらい数字を大切にしており、月次決算に重きを置いています。様々な統計情報を読み込み情報を集め、普段から物事を深く考えることを意識しています。また、前向きな考えを聞くために利益の出ている経営者と話をすること、健康的な生活を送ること、24時間365日経営のことを考える、目標や夢を言葉に発することなどを心がけています。

 経営者の役割について、「会社は規模の大小でなく、社長で決まります。社長は誰にも叱られない存在です。それが特権でありウィークポイントでもあります。経営者一人でやれることは限られています。社員から知恵をもらうことが大切です」と語りました。

神崎隆一氏からのメッセージ

「当社も新型コロナウイルスの影響を受け、今期4件の受注が延期または中止となっています。需要がないのは仕方がない。今は良くなった時にどうするか考える時間があると思っています。お客様から頂いた仕事を誠実に行い、あせらず、動じず、驕らず、正々堂々と歩むことが大切です。最後は経営者の考え方次第と思います」

会社概要

所在地 佐伯市女島区10833-166
創 業 1947年
資本金 2,000万円
社員数 40名
事業内容 建築鉄骨、鋼構造物工事業 金属製建具工事業
URL: http://kanzakitekko.jp/

<経営理念>
1.「安全」と「誠実」なものづくりを通して、お客様・取引先・社会に対して「安心」と「信頼」を届ける。
2. 社員の幸福と会社の社会的地位の向上のために、常に「信念」を持って、利益の追求を目指す。

危機に負けない中小企業 No.5 pdf

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