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同友会ニュース−危機に負けない中小企業

【20.12.28】協栄工業(株) 代表取締役 佐藤総一氏(元代表理事 大分支部会員)

経営指針の成文化に取り組む

 \; 佐藤氏は1985年に同友会に入会し、経営指針や新卒採用、社員共育など様々なことを学び、1998年〜2003年まで代表理事を務めました。そんな佐藤氏でも「バブル崩壊後はどう手を打てばよいかわからなかった」と振り返ります。

まわりの経営者も社員もバブルを経験しており、「そのうち景気は回復するだろう」と危機感がありませんでした。しかし、佐藤氏は「何とかしなければ」と、取り組んだのが経営指針の成文化でした。

経営指針の浸透を実感

同友会で学ぶうちに、経営理念が大切らしいということがわかり、まずはノートの1ぺージに経営理念を書き込むことから始め、2003年に経営指針書が完成しました。全社員に経営指針書を配布し、全体会議で経営理念、経営方針の説明を繰り返し行いました。

 2010年に業績が大きく落ち込みましたが、この期を境に幹部社員が危機感を持ち、工事の平準化や材料費、外注費の見直しなどを自主的に行いました。佐藤氏は「この時にやっと経営指針書が浸透してきたと感じた」と言います。

採用と共育

現在の協栄工業(株)を支えているもう一つの柱が採用と共育です。「企業は人なり」という信念を持ち、1989年から新卒採用を行い、同友会の共同求人活動にも積極的に参加してきました。リーマンショックの時も新卒採用を続け、今ではバランスの取れた年齢構成となっています。業界では高齢化が進んでいますが、若い社員が在籍していることが他社との差別化につながっています。

ユースエールの認定を取得

社員の物心両面の豊かさを追求するために、働く環境づくりにも取り組んでいます。社員の意見を取り入れながら就業規則を見直し、全社員に配布しています。また、有給休暇の取得促進、独自の奨学金制度、住宅サポート手当、資格手当の拡充など、社員が働きやすい環境をつくるため毎年見直しています。こういった取り組みが評価され、若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業を厚生労働大臣が認定する制度である、ユースエールの認定を2019年に取得しました。現状5年以内の離職者はゼロとなっています。

 今のところ新型コロナウイルスの影響はありませんが、もし現場で感染者が出た場合に違うチームが作業を行う体制を整えています。また、全社員にcocoa(新型コロナウイルス接触確認アプリ)を入れたスマートフォンを持たせたり、保健所に行って指導してもらうといった対策を考えています。

佐藤氏からのメッセージ

 「今回のコロナ禍は言葉にできないほど大変だと思いますが、じっと待っていてはだめです。何か考えて動くことです。私は経営指針の実践を20年以上続けてきましたが、経営指針を成文化したから会社がすぐに良くなるというわけではありません。経営指針を成文化するということは決意表明であり、自分もそれに沿って覚悟を持って行動するということです。経営者は結果で評価されます。大変だと思いますが頑張りましょう!」

会社概要

所在地 大分市大字下郡字千鳥3225番地の23
設 立 1970年
社員数 54名
事業内容 総合設備業(管工事、土木工事、水道施設工事、消防設備工事)の設計施工と保守管理
URL: http://www.kyoei-os.co.jp/index.html

<経営理念>
社員満足


危機に負けない中小企業 No.10 pdf

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