活動報告
ACTIVITY-REPORT

中津支部
【会員訪問】旭タカロン(株)専務取締役 岩本慎一氏・中津支部会員

大分県女性活躍推進宣言や新卒採用などを行い、社員の「働きやすさ」と「働きがい」に取り組んでいる旭タカロン(株)を取材しました。

事業内容について教えて下さい

自動車部品メーカーの九州進出にともない、1990年に設立しました。自動車用の遮音材、吸音材など、内装材としてのフェルト関連部品を製造している会社になります。フェルトの原料はウールやポリエステルなどいろいろとありますが、うまくブレンドして成り立っていますので、厚みや色などもまちまちです。用途によって製品が違うので、お客様の要望に応じて製造しています。

SDGsの取り組みについてお聞かせ下さい

製造業は環境と密接に関連している仕事です。当社では23年前から環境保護・省資源化への対応に取り組んできました。ワイシャツやいらなくなった作業着など、いわゆる産業廃棄物となり捨てられていたものを当社で全国より集約し、再度機械で繊維を裁断して、綿として固めてフェルトの原料にしています。

新卒採用に取り組むきっかけを教えて下さい

これまで新卒採用に取り組んでいましたが、体系化されておらず中途半端な取り組みしかできていませんでした。結果として新卒を採用することができずに、人が足りないと中途採用するという状況でした。そういったことが積み重なって、いびつな年齢構成となっていました。そこで、ホームページを新しくして、採用ブランディングを行い、現在では3年連続大卒を採用することができています。新卒採用後は、同友会が主催する合同入社式・新入社員研修に参加していますが、いろいろな価値観を持った他社の社員と話ができるため、非常にありがたいです。

2020年には大分県女性活躍推進宣言をされています

この変化の激しい世の中で、どのように消費者目線でモノ作りをしていくかを考えた時に、女性の視点が必要となります。昨年度家庭(育児)と仕事が両立できるように就業規則を見直し、短時間勤務の正社員制度を導入しました。製造現場で活躍している女性もいます。女性だからできないだろう」というバイアスを外すことが重要ではないでしょうか。「働きやすさ」と「働きがい」、この2つがそろって始めて企業が成長するのではないかと思っています。

今後についてお聞かせ下さい

当社も減産や原料高の影響を受けています。この変化の激しい時代に生き残るためには他力本願ではだめです。請負型のビジネスモデルから脱却していきたいと考えています。これまでの技術を生かして新しいことにチャレンジし、5年、10年かけて新しいフェルトの使い方を考えていきます。

旭タカロン(株)専務取締役 岩本慎一氏

【会社概要】

企業名:旭タカロン株式会社
本社所在地:宇佐市大字猿渡1049番1
設立:1990年
社員数:87名 ※グループ関連企業株式会社エー・ケー・テック含む主要製品:自動車内装用フェルト(吸音材/緩衝材)、自動車内装用カーペット、家電用フェルト

 

【企業理念】
私たちは独自のフェルトづくりを通じ
環境に優しく
心豊かで持続可能な社会の実現に
貢献します

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