決心し、会社の方向性を決める

6月23日（木）豊後高田商工会議所で豊後高田支部6月例会を開催しました。
宗勝文氏（（有）宗印刷所　代表取締役　）が「心を決める～決心で人生は変わる～」をテーマに報告しました。

今回の例会は、10 年前、『心と経営』のテーマで報告して頂いた (有)宗印刷の宗勝文氏の続編となる経営決断についての報告をして頂きました。

宋氏の初めての決心は、国立大学進学希望で受験合格しましたが、祖父母の強い思いを酌んで、家業の印刷業を継ぐ決心をしました。その後 19 歳の時に祖父が病気で倒れ、祖父の回復を願い、祖母へ恩を感じ、社長に就任する決心をしました。当時、まだ19 歳と若すぎる社長ではありましたが、仕事としては、祖父と父の今までの頑張りと社員(職人さん)の協力で業績を維持していました。

29 歳の時 臼野から今の場所へ会社を移転、法人化しマッキントッシュを導入。デザインの自社制作でスーパーチラシ受注等、印刷業務の種類を増やしていく中で、フリーペーパー事業(月刊プラザ)の発行部数が徐々に下がり赤字で休刊を決心した際 迷惑を掛けたお客様に逆に励まされ、本当にお客さまの為になる仕事を行っていかなければと、思った事を痛烈に覚えています。

今の自分(会社)の現状は、自分自身(経営者)の決心(決断)の連続の結果であり、「決断は心が決めている、心が変れば行動が変る、行動が変れば習慣が変る、習慣が変れば人格が変る、人格が変れば運命が変る、運命が変れば人生が変る」を胸に、心の奥底に有った別れた母への想いも大阪に会いに行く決心をし蟠りも解消し、仕事でもweb コンテンツ(ホームページの広告プログラムの部分作成)の自社制作‥等 常に前向きに、決心を固めチャレンジされています。

報告をお聞きし、討論する中で 経営者は常に大なり小なりの、決断(決心)をして、会社の方向性を決めていく事が仕事で有り、自信をもって強い前向きな決断(決心)を行う為の心の持ち様、考え方、姿勢、覚悟、責任を考えることが出来ました。