経営指針を作成し同じベクトルに向かう
別府支部8月例会を8月25日(木)ふれあい広場サザンクロスとWEB併用で開催しました。
清水照彦氏(清水住設(株) 代表取締役)が「経営理念の社員との共有~新事業に向かい、社員と未来を見つめる会社作り~」をテーマに報告しました。
入社当時は、社長がトップ営業マンで全体売り上げの大半をしめていました。会社内は、経営者と社員の間に考えや行動のベクトルが異なり、無駄な動きや、利益の減少がみられたため、同じベクトルに向けることが必要と考えランチェスター経営を会社に導入。また、社員に粗利の目標値、粗利の意味を理解してもらう勉強会を行ったことで社員の自主性が向上し、社員が利益を上げる仕組み作りができました。
会社は集団で行動します。同じベクトルに向かえば大きな推進力を得ますが、個々がそれぞれのベクトルで動くと推進力は低下します。同じベクトルに向かうためには、経営指針を作成し、そして実践までして初めて、会社全体が同じベクトルに向かい大きな推進力を得ることが、学べました。
会社を同じベクトルに向けるには、言葉だけでは難しく、経営指針を具体的な言葉で明確に表すことで同じベクトルに向けることができます。そうすれば各自の自主性も生まれ、大きな推進力を発揮することができます。改めて経営指針の重要性を学べました。