「地産地紹」(紹介)、「地産地承」(承認)
8月24日(水)「経営戦略に役立つ情勢学習会」をWEB開催しました。
石井まこと氏(大分大学経済学部 教授)から第35回景況調査(2022年1月~6月期)の分析報告をして頂きました。
総括提言として、「三方(売り手・買い手・世間)よし」対話と地産地紹・地産地承という言葉があり、「裾野」を広げる「対話」の重要性、お互いの良さを発見しあう文化がポイントになってきます。不安を抱える問題を議論できるフィールドに下ろして、議論の範囲を広げていくことが大切です。
今の状況は、無意識に前提としている「常識」を問い直す良い機会であると考えます。活性化=「世間よし」につながることが大切で、そうならない活性化は有害です。地産地消に加えて、地元・自社の良さを紹介する「地産地紹」(紹介)。地域間の交流、相手の良さを発見しながら、自分の良さも認識する「地産地承」(承認)につながり、「事業の裾野を広げる事が重要である」との提言をいただきました。
私たち経営者が、よい地域とする為には、まずは自社の良さを発見することが重要であるという事を学ぶことができました。
第35回景況調査報告はこちら⇒第35回景況調査報告.pdf