なぜ働くのか
9月20日(火)日田支部9月例会をWEB開催しました。
実山香代子氏((株)ミヤマ電気 代表取締役)が「家業から企業へ」をテーマに報告しました。
父の死をきっかけに、「広告代理店」勤務から家業である電気工事業(株)ミヤマ電気に入社。病弱な母と家業を継ぐも「経営」の難しさ、難題を抱えている時に「同友会」と出会い入会しました。
例会に参加するうちに「企業経営」について深く考えるようになり、経営指針成文化セミナーに参加。しかし、思うような結果にはならず、次々出てくる課題を解決するため成文化セミナーに参加し続けていています。
社員教育、福利厚生、技術の継承などの課題解決も同友会の学びから解決していき、人として何のために生まれてきたのかを考え、経営に反映させている報告でした。経営者は自分で学び努力し続ける事が重要で、学ぶことで自身の成長と会社の業績につながります。
課題を解決するためには課題の本質を見極め、他者の経験や意見を素直な気持ちで学び真摯な姿勢で生かしていくことが大切であることを学びました。
また、離職続きだった問題の原因は社員教育だと気づき、幹部とベテラン技術者、中堅と技術の継承、評価制度の作成に至りました。究極は、「なぜ働くのか?」を基に会社経営を行っているとの報告でした。