地域にとって必要な会社となるために
12月20日(火)大分支部12月例会を大分県労働福祉会館とWEB併用で開催しました。
宮野大樹氏((株)Daiju.tech 代表取締役 )が「 まず始めてみよう自社の広報活動〜ブランドを作り、とがらせていく方法〜」をテーマに報告しました。
37歳の時に13年間勤めた放射線技師を辞め、全くの異業種であるIT関係の会社を開業した宮野氏。見込み客もいないままに突き進んだ結果、半年間で売り上げは十数万円。貯金も底をつきかけた頃に同友会(谷口副代表理事)と出会い、経営者としての考え方・学び方を学びました。
日田で活動するみんなを笑顔にするために、素直に謙虚に実直に自社の強みとお客様の困りごとのマッチングをしてきて気がついたこと、それは地域にとって必要な会社であれば、ツールやテクニックの広報活動よりもよほど効果が高いということです。「HITAをITの中心に」を合言葉に社員と一丸で成長を続ける宮野氏の経営者としての考え方を知ることができる報告でした。
会社が良くなればヒトが育ち、経営者も社員も会社全体が広告塔になることができます。広報・営業活動はもちろん、採用や人材育成、就業規則の改定などやるべきことは多岐にわたりますが、素直に謙虚に実直に成長を続けることこそが我々中小企業家の在るべき姿であると改めて実感することができました。