業種業態にとらわれない思考力を養う

12月14日（水）焼肉かもんで中津支部12月全体例会を開催しました。
奥村一義氏が（報告者　元気商会　代表者）が、「時代を生き抜く「価値創造」を考える！～同友会が寄れば文殊の知恵～」をテーマに報告しました。

中小企業を取り巻く環境が大きく変化する中で、自社の強みを活かしながら、新たな価値を想像し、挑戦し続ける事の重要性が増してきています。今回の例会では、SWOT分析を活用したグループ討論を中心に行い、第三者の視点を借りる事で「経営者自身が気付いていない自社の強み」を発見し、新たな価値創造について考えるための機会が設けられました。

大企業にはない中小企業ならではの強みを見出し、互いに刺激し合う事で、自社単独では出来ないシナジー効果が得られる可能性も示唆されていました。経営者という忙しい立場上、自社の強みについて深く考える機会が少ないですが、改めて言葉にすることで、新たな気付きを得る事が出来たという声が多かったです。

また今回は、自社の強みを再認識し、事業構想に活かすことが主目的ではありましたが、本グループ討論を通じて、発信力（自社について整理した上で、相手に理解してもらえるよう伝える）と傾聴力（相手の話に耳を傾け意見を引き出す）の重要性についても学びを得る事が出来ました。今回例会では、小人数でのリアル開催であったからこそ、本音に近い深い議論が出来たと感じました。また、業種業態に囚われない思考力や発想力を養う機会になりました。