活動報告
ACTIVITY-REPORT

中津支部
中津支部1月全体例会を開催しました

経営指針書は羅針盤と航海図

1月18日(水)中津市教育福祉センターとWEB併用で中津支部1月全体例会を開催しました。
馬場亮次氏(馬場クリーニング 代表者)が「小さな会社でもやればできる!~小さな会社が起こした変革とは~」をテーマに報告しました。 

自社は今後衰退をしていく斜陽産業であることを知り、「良い経営環境をつくる」事を目指した取組みを、水害復興と地域との関わり合いを交えて報告して頂きました。

始めはSNSの利用など拡大路線の取組を行っていました。顧客は増えましたが、休みも無く働きずくめの日々。売上げも増えましたが利益は変わりませんでした。苛立ちから社員との関係も悪くなり悩む毎日でした。

そこからの脱却のため本気で同友会で学び、スタッフと共に経営指針書を作成。これにより理念と指針が浸透し、水害復興ボランティアで一年間社長がいなくても会社がまわるようになっていました。売上が下がるも利益は増え社内の雰囲気も良くなり、経営指針書は自社を守るBCPとも成り得ることを体現されていました。

進むべき方向をしめす経営指針書。経営者が迷ったり行き詰まったときに見返し、自身の立ち位置を確認し、次の一歩を踏み出すための、まさに羅針盤と航海図のような役割をはたします。これが必要なのは経営者だけでなく、社員も同じだと感じました。普段は采配を振るう社長がいなくても、理念と指針があれば、それに従って判断と行動ができます。そのために経営指針書を作るのは元より、皆に浸透することが不可欠であることを学びました。

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