本当に働きやすい会社とは
3月8日(水)中津支部3月全体例会を中津市教育福祉センターとWEB併用開催しました。
梶原寿一氏((有)アエル流し台製作所)が「従業員とお客様から見放されてからの出発」をテーマに報告しました。
自社を働きやすい会社にする為に、休日を増やす制度や有休消化を促す為の時間単位取得など、社内の待遇改善を行っていました。しかし、社員にとっては働きづらい会社に使いづらい制度が増えているだけで退職者が続いてしまいました。このままではいけないと思い「本当に働きやすい会社とは何なのか?」と考え、社員みんながお互いの個性や、置かれている状況を思いやることが出来るお互い様の気持ちで安心して働ける、ものつくりを通じて関わる全ての人の幸せを追求できる会社を現在は目指しているという内容でした。
経営者から見た働きやすさ、社員から見た働きやすさ、また社員同士で同じものを見ていても、見方やとらえ方で別のものに見えてしまっていることがある。そんなギャップを解決するために制度を押し付けるのではなく、困っている事を解決するための仕組みを考え、制度として導入しなければいけません。
働きやすい職場という経営者なら誰もが望むところであり、正解がみえないところを色んな業種の方の多くの意見を聞くことが出来貴重な体験ができました。