相手を知ることから始まる

3月20日（月）日田市複合施設AOSEとWEB併用で日田支部3月例会を開催しました。
原口圭二氏（（株）HK企画　代表取締役）が「人を生かす学びと実践」をテーマに報告しました。

当時は、働くことが正義として残業するのが当たり前でした。社員も疲弊しており、売り上げは上がっていますが、ついに創業メンバーも退職していきます。

創業して２～３年が経った頃、社員を採用しようと求人を出しましたが、なかなか応募がありませんでした。手探りで経営を行っていた原口氏は、日田市で開催された経営フォーラムに参加しました。そこでの、「人を生かす経営」というフレーズに惹かれ、同友会で人を生かす経営を学び、実践し、今に至ります。障がいのある方も個性ととらえ、相手のことを知ることで、障がい者雇用もうまくいくようになりました。１０年後のビジョンは300人企業です。

１０年間で急成長できた原口氏の考えを報告していただきました。創業当時と違い、人を生かす経営を実践してきた原口氏。その根底には、謙虚に学ぶ姿勢が必要だと改めて感じました。また、判断力と、行動力がなければ、今の規模にもなっていないと思います。障がい者雇用は、相手を知ることから始まり、社内の環境も改善されました。まさに「人を生かす経営」を実践している企業の模範だと感じました。