「強靭(レジリエンス)な企業づくりをめざす」
~竹のようにしなやかで折れない企業へ~
4月24日(月)16時からレンブラントホテル大分とWEB併用で第43回定時総会を開催しました。
会場、WEB合わせて133名が参加しました。
【第1部定時総会】
塚崎伸一代表理事((株)光建エンジニアリング 代表取締役)が開会挨拶で「コロナウイルスやロシアによるウクライナへの侵攻など不確定な要素が広がっている。人を生かす経営を学び直し、強靭な企業づくりを行いましょう」と呼びかけました。
次に来賓の利光秀方氏(大分県商工労働部 部長)が「仕入物価や燃料価格の上昇が続いていますが、取引先との共存共栄を実現させるためにパートナーシップ構築宣言に登録をお願いします。また、環境が激変する中でこれまでとは全く違う考え方が必要です。ぜひ新しいことにチャレンジしてほしい」と挨拶しました。
続いて来賓の森田展弘氏(大分県信用金庫協会 会長)が「大分県中小企業家同友会とは2025年に連携協定を締結し、今年1月には大分県中小企業家同友会と共催で創業・経営改善セミナーを開催しました。また、職員の例会への参加など連携を深めています」と挨拶しました。
総会は鎧坂氏を議長に選出し、2022年度活動報告と決算、2023年度活動方針案と予算案、2023年度理事及び会計監査候補案と全ての議案が承認されました。
議事終了後は、役員育成研修会を修了した12名と、今期増強目標を達成した日田支部を表彰しました。
【第2部記念講演】
徳高 康弘氏(日本銀行大分支店 支店長)が「最近の金融経済情勢」をテーマに報告しました。
日本銀行の紹介の後、「IMFの見通しでは、2023年の世界経済は+2.8%、24年は3.0%の予測です。日本経済については、ウクライナ情勢や資源価格や感染症の動向がリスク要因となっており、金融・為替市場の動向やわが国経済・物価への影響を十分注視する必要があります。大分県経済は、4月の景気動向の総括判断としては「持ち直している」としていますが、新型コロナの動向や人手の確保が懸念材料となっています」と説明しました。
【懇親会】
小串副代表理事が「社長が変われば社員が変わり会社が変わります。お互い成長して地域を良くしていきましょう」と乾杯の挨拶あり、懇親会を行いました。