活動報告
ACTIVITY-REPORT

中津支部
中津支部6月全体例会を開催しました       報告者:(有)魚光 代表取締役社長 熊井 聡氏

行政と課題を共有

6月14日(水)中津市教育福祉センターで中津支部6月全体例会を開催しました。
熊井 聡氏((有)魚光 代表取締役社長・熊本同友会 副代表理事・憲章・条例推進本部長)が「わいわい・ガヤガヤ楽しみながら考えよう!地域(まち)つくりのワークショップ開催」をテーマに報告しました。

中津市中小企業振興基本条例の推進に基づいた地域づくりについて、熊本同友会の熊井氏の報告およびワークショップを通じて理解を深めました。熊本県での中小企業振興基本条例の制定の流れや取り組み、姿勢について、家訓、名著、名言などを多用しながら丁寧にご説明頂きました。

ワークショップでは各グループにて、付箋に自社の課題と地域の課題を書き出し、それを中小企業振興基本条例の項目ごとに、模造紙に貼り付けるという作業を行いました。ワークショップで行った一連の工程が、問題提起と提言という中小企業振興基本条例の重要なプロセスであるとの説明がありました。今回の熊井氏の発表は中小企業振興基本条例に基づくものでしたが、それに留まらず自身の経営や同友会活動などにも応用できるものだと感じました。

例えば、首長に面会する機会がありましたが、「ただ行くだけではなく、悩みを共有・解決することが必要だ」との言葉には感銘を受けました。ワークショップでは、人材の課題が各企業に重く認識されていることが再認識されるとともに、行政と共に…というよりは、行政を動かすために中小企業が率先して行動を起こすことが今重視されているのではないかと感じました。

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