第37回景況調査 「回復軌道に乗りつつある、建設業では悪化が続くも他業種は持ち直し。」
2023年1~6月期を対象に実施した景況調査を大分大学の石井先生に分析して頂きました。
<< 今回調査の特徴 >>
- 業況判断は前回より大きく回復。DI値△3.1から8.7へ10ポイント以上増加。
- 売上げは横ばい傾向。DI値10.0と3期連続で2桁台でプラスを維持。
- 経常利益はアップダウンしながら改善傾向。DI値△10.7から6.1と大きく上回る。
- 営業利益は調査始まって以来のプラス値を記録。建設業と製造業でマイナス値になったものの、情報・通信・商業やサービス業でプラス値となる。
- 次期の業況見通しは、建設業も含む全業種で改善の傾向。
- 経営上の問題点は、経費上昇と人手不足が続くなかで、間接経費等の負担感も徐々に膨らむ。
- 現在の取組み状況では「新規受注(顧客)の確保」が再びトップ項目に、人事面の取組みや財務体質の強化も進む。
- 物価高の為の賃上げは4社に1社と、定期昇給の理由を除き最も多い。
- 石井先生の総括提言「「ちょうど良い」経済・生活・社会を目指して」
詳細は添付ファイルにてご確認ください。
第37回景況調査分析報告書