活動報告
ACTIVITY-REPORT

別府支部
別府支部9月例会を開催しました                                                報告者(有)鈴木養鶏場 代表取締役社長 鈴木智久氏

循環型を目指す

9月27日(水)別府支部9月例会を開催しました。
鈴木智久氏((有)鈴木養鶏場 代表取締役社長)が「いかにして逆境を乗り越えるか」をテーマに報告しました。

1960年代に2,223万戸あった養鶏戸数も、2023年には1,690戸に減少。過当競争による大手独占化や、畜産業の周辺環境の悪化、後継者不足、人手不足など、様々な問題を抱えています。
近年では鳥インフルエンザや、飼料高騰問題で大きく影響を受けています。ひとたび感染すれば、廃業も余儀なくされる為、感染防止には予防を徹底するしか方法が無く、消毒の徹底や、飼育方法の改善に取り組んできました。飼料等に於いては、戦争による影響で価格高騰が続いていますが、国産飼料米へのシフトで対応を図り、循環型農業を目指すなど、以前から改革を続けています。
新たに農水省への働きかけも始めていますが、まだ始まったばかりです。コロナ禍に、良くも悪くも影響を受けましたが、周囲に助けられました。

強いリーダーシップと社内での教育、更に周囲を巻き込む力が必要と感じました。先を見据えた改革の重要性とポジティブに考える事で、立ち止まらず自分を奮起させる事を学びました。

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