今期までの持ちこたえか?景気見通しが大幅悪化。
2019年7~12月期を対象に実施した第30回景況調査の分析結果がまとまりました。
全体としては、漸減しつつも7期連続DI値がプラス値を計上しました。
業種別でみると、建設業は業況・売上改善基調でも経常利益がマイナスに、製造業は2期連続3指標ともマイナスDI値で横ばい傾向、情報・通信・商業は急回復から悪化=増税後の反動か、サービス業は下降気味だが7期プラスDI値という結果になりました。
<< 今回調査の特徴 >>
・業況判断は「約3年半連続プラスDI値ながら低下トレンドは明確」 DI値4.9
・売上げは「DI値はプラス維持も大幅下落、今後の動きに注意」 DI値2.5
・経常利益は「売上とともに低下傾向は増税の影響?」 DI値0.0
・次期の見通しは「はじめてやや悪いに突入、サービス業が頼みの綱」 2.87点
・経営上の問題点では「従業員の不足」に続き、「民間需要の停滞」「取引先の減少」が大きく上昇。
・現在の取組み状況では「人材確保」や「人件費以外の経費削減」が急上昇。
・事業継承の道筋が立っている企業は54.4%。廃業の予定は4.9%
詳細はこちらから。
第30回景況調査分析報告書
