活動報告
ACTIVITY-REPORT

日田支部
日田支部12月例会を開催しました                                            報告者 (有)ファン工業 代表取締役 野﨑 栄司氏

障がい者雇用という言葉がない社会を目指して

12月20日(水)日田支部12月例会を日田市総合施設AOSEとWEB併用で開催しました。
野﨑栄司氏((有)ファン工業 代表取締役)が「テーマ「誰もが働きやすい企業創り」をテーマに報告しました。

安全衛生は障がい者雇用の基礎となると考え、まずは全ての従業員が安心できる企業をつくり、離職率、残業時間、労災率を削減し、有給取得率を増やし障がい者雇用への下地をつくりました。その上で、作業のミスを削減できるよう、個人の特性を見極めるために常に観察することで心を開き、コミュニケーションが密になり得意なことが見えてきます。

 業務を簡略化するためQRコードにより製品管理をすることで、社員全員のミスを減らすことができます。ガンダムのプラモデルの組み立てが好きな人にはマニュアルをガンダムのプラモデルの説明書風にすることで、効率があがったという話がありました。また、会社のルールについては、印象に残りやすいよう、自分でルールブックを作るようにしていると工夫しています。個人の特性を見極める力を身に着ければ顧客対応、自社の社員教育に活かせるようになるのではないかと考えました。

「障がい者雇用が当たり前になり、障がい者雇用という言葉そのものが不要になる社会」が野﨑氏の想いです。

<例会アンケートより>
・実際の企業の取り組みを学ぶ事ができて勉強になりました。初めての参加で緊張しましたが、様々な意見を聞けて参考になりました。
・ グループ討論のおかげで、アウトプットでき認識が深まりました。
・ 日田支部の方は、とても熱い討論でとてもよかったです

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