社員の自主性を引き出す

12月12日（火）県南支部12月例会を津久見市民会館とZoomのハイブリッド併用で開催しました。
田島 慶一郎氏（アークホーム(株)　代表取締役）が「全社一丸経営を目指して！－社員と向き合い、課題解決に悪戦苦闘中－」をテーマに報告しました。

まず、何のために会社を経営しているのかを明確にするために、経営理念の重要性について説明して頂きました。北風と太陽の話を例に出し、社員の自主性を引き出すことが社員と会社の成長につながります。また、強みを意識し、それを伸ばす、ランチェスター戦略も意識して行っています。社内の軋轢があった時は、個人面談を行うことで、それぞれの個性や意見を把握し、危機にも柔軟に対応できました。さらに経理を公開し、ガラス張りの経営を行っています。

グループ討論では「仕事で悩むべきで、人間関係で悩むべきではない」という意見がありました。業務に集中できる環境をいかに整えるかは、経営者の重要な役目だと考えます。社員個々の個性を把握すること、社員に心理的安全性を提供すること、そのためには個人面談を継続することや、縁の下の力持ちとして会社を支えるという意識を持つことなど、職場の人間関係を育てるという取り組みが重要だと感じました。