12月15日(金)青年部が活動の一環として、4名で日田市内の同友会会員企業3社(伊東新聞店・(株)伊東薬局・(株)シンシアリー)を訪問しました。
企業の業務内容や会員の人となりを知ること、その後の連携を目的に行われた会社訪問ですが、1社約1時間の行程では大きな学びを得られました。
まず1社目の伊東新聞店は、西日本新聞・朝日新聞・毎日新聞・産経新聞・日経新聞の配達を行っています。また折込センターが併設されていて、日田市街地にある折込センターでは最大の規模なのだとか。社長室には、代々の社長の写真が飾られており、ひときわ目を引いたのが女性の写真でした。先々代のその方は、新聞社にお悔やみ欄を提案したり、西日本新聞のエリア版(日田エリアなら日田玖珠版)を実現したりと、とてもパワフルな方だったとお聞きしました。
続いて2社目は(株)伊東薬局。まちの処方薬局ですが、最新の機器を導入する一方で市販薬の販売も手掛けていて、「誰でも何でも相談できる薬局でありたい」という思いが見えました。コロナ禍においては、日田市内で最初にコロナの抗原検査に挙手した会社で、文字通り「体調にかかわることは何でも相談できる場所」だとわかりました。
3社目は(株)シンシアリーです。実際に稼働している工場では、障がいを持つ方がそれぞれの特性を生かしたポジションで働いていました。ヒヤリハットだけでなく、実際に事故が起こらない工夫を数多く見ることで、安心して働ける環境とは何かを再認識させられました。
青年部では、現在ミニ報告と同友会資料の読み合わせ・グループ討論を行っています。今後は決算書の共有と意見交換、レクリエーションを兼ねたMG(マネジメント・ゲーム)実施を目指しています。いずれも青年部の人数が増え、互いの信頼関係ができてからのことです。
今回の企業訪問のように、若い経営者同士だからこそ通じ合うものもあります。世代や立場で異なる経営上の悩みや心配事は、同じ状況にある人同士で共有し、ヒントを得あうことも大切だと感じた企業訪問となりました。