人を巻きこむ力
1月22日(月)レンブラントホテル大分で1月全体例会を開催しました。
冨山 博史氏(大牟田ビンテージのまち(株)代表取締役)が「地域のために経営者が動かずして誰が動く!~未来を変えるのは経営者自身~」をテーマに報告しました。
2014年に消滅可能性都市に指定された地元の福岡県大牟田市で同友会の活動を通じ、地域の創生に尽力している冨山氏。地域の住民から他団体まで様々な人を巻き込み、シャッター商店街から空き店舗をなくし、今や新しい店舗のために空き家を改築するまでに至りました。
この現状を実現したのは、簡単なようで最も難しい人を巻き込む力です。そこにあったのは自身の会社の事だけを考えるのではなく、外部環境を自ら変えていく事で自身の経営もよくなっていく、という信念でした。これからの会社の在り方、地域の在り方を考えていくためのヒントが散りばめられた報告でした。
自社の成長を考えたとき、自社の事だけを考えるのではなく、地域に目を向ける事で自社を知ってもらい、自社の在り方を再確認できます。地域の人を巻き込むことで、雇用や新規の取引業者がうまれます。また、地域が潤うことで、会社の存続、発展に繋がっていき、地域から必要とされる企業になっていきます。