社員とのコミュニケーションを重視
1月22日(月)日田市複合施設AOSEとWEB併用で日田支部1月例会を開催しました。
後藤信寛氏(イサゴタクシー(株) 代表取締役 )が「会社の成長に合った社員採用~プレイングマネージャーから真の経営者へ~」をテーマに報告しました。
イサゴタクシー(株)を事業承継し、念願の経営者となった後藤氏ですが、会社は毎月赤字、トラブルが絶えない状況でした。当時社員に認められる為にプレイヤーとして休み無く勤務を続けていましたが、同友会だけは時間を作って参加をしていました。
その中で、同友会では社員とのコミュニケーションを大事にしていると感じ、経営環境の改善に取り組み、本社の移転、福利厚生の整備、マニュアル化を進めました。採用はまずは中途、定年後の人材に絞り、会社の体制に見合った形で進めています。学びを進めるうちに、良い会社を作るには計画を立てる時間が必要だと気付き、現在はプレイヤーから離れ、経営に取り組んでいるとの報告でした。
今回は高校の進路担当の先生も来られており、高校側の視点も教えて頂きました。採用活動ではハローワークや先生方に経営者が自社のビジョンを明確に伝えられる事が最も重要という話になりました。社員とコミュニケーションを取り、満足して社員達に働いてもらうために、常に学び続け、努力と改善をしていく経営者の姿勢や覚悟が重要だということを学びました。