ワーク形式で契約書の見直しを行う
2月27日(火)佐伯市保健福祉総合センター和楽とWEB併用で、県南支部2月例会を開催しました。
鳥越徹氏(弁護士法人鳥越法律事務所 代表者)が「取引契約や雇用契約の締結における注意点!~契約書の中身が会社の経営を左右する、契約書作成の注意点を学ぶ~」をテーマに報告しました。
2009 年の創業で当初、大分市と津久見市に事務所を開設していましたが、現在は大分市の事務所のみとなっています。社員数は、弁護士2 名の他、スタッフ3 名の5名です。主な事業内容は、企業経営上の法務相続、遺言不動産に関する法務です。
企業活動は、契約の網の目から成り立っており、売買契約、請負契約、業務委託契約、そして雇用契約などがあり、契約締結の際に、相手側が用意した契約書の内容を確認せずにサインしてしまうと、予想外の出来事に直面することが往々にしてあるということです。契約書例を参考に、問題点を解説して頂きました。契約書は合意内容を証拠化するものであり、文書化することで考え方の整理、紛争の予防となり、裁判になった際の重要な証拠となることを学びました。
グループ討論では、売買取引基本契約書の事例をもとに、ワーク形式で売主の立場で、契約書の見直しを行い、この発表から解説して頂いたので理解が更に深まりました。