会社は幹部社員次第で変わる

4月26日（金）津久見市民会館で県南支部4月例会を開催しました。
「労務管理からみた幹部育成術～「自分は幹部だぁ～」とプライドを持てる幹部に育てよう～」をテーマに、吉田幹生氏（吉田社会保険労務士事務所　代表者）が報告しました。

社会保険労務士として、色々な会社と接していますが、中小企業には幹部になりたいと思って仕事をしている社員が非常に少ないと感じています。役員と部下からの板挟みで大変な立場ですが、会社は経営者、そして幹部社員次第で大きく変わります。そこで上司の実力と新人の資質、幹部社員の評価及び人事考課、社員採用の方向性、中小企業の幹部必須５本柱等について、セミナー形式でお話し頂きました。またグループ討論では、コンピテンシーカードを使い、「できる経営者の幹部育成に必要な行動」について話し合いました。

　中小企業の経営者と幹部社員の関係では、考え方や相性がポイントとなることがわかりました。また、お互いに意見を言い合え、上層部が同じ方向を向いていることが、生産性向上に重要なことであり、より風通しの良い職場となるよう、コミュニケーションに努めていきたいと思います。