採用力ワンシートをもとにヒアリング

5月29日（水）大分市中央公民館で「採用力強化実践勉強会」を開催しました。

この勉強会は企業変革支援プログラムVer2の活用方法の確認と、熊本同友会が作成した【採用力ワンシート】を実際に記入したものを見ながら記入者から話を聴いてみようという試みです。このような企画を実現したいと考えた人事・労働政策研究所代表者の井上桂太郎氏とLINKs RING（株）代表取締役の佐藤貞一氏の潜在的な思いが一致して実現しました。話し手・報告者である佐藤貞一氏のお話しを、聞き手・インタビュアーである井上桂太郎氏が引き出す公開ヒアリング方式で実施されました。

ヒアリングの主軸は①採用目的の明確化（経営指針との合致）②採用したい人材と将来像（経営理念にそった社員共育）③具体的に求める人材を明確化する（マッチングの精度を上げる）④求職者に伝えるべき自社を知る（自社目的の明確化）です。

「若者に入社してもらうためには社内環境の整備が必要である。ワンシートを仕上げればミスマッチは防げる。Ver2をやったおかげで自社に何が不足しているのか分かった。今日は井上氏に徹底的にせめてもらいたい」という佐藤氏の言葉で勉強会はスタートしました。

事前に佐藤氏が記入したワンシートの内容について「『入社1年後には色々やらせてみる』とありますが、具体的に何をやらせるか記述したほうが良いですね」といったコメントや、「『働きやすさ』と『働きがい』はどちらが大事ですか？」などと井上氏が切り込んでいくスタイルで勉強会は進みました。

1社にスポットライトを当てて皆で学ぶスタイルは百社百様の学びがあります。次は違う企業のワンシートを井上氏に切り込んでもらいましょう。今後もこの勉強会を続けていきましょうという話になりました。