人を生かす経営を学ぶ
6月17日(月)日田市複合施設AOSEで日田支部6月例会を開催しました。
「会社を成長させるため「人を生かす経営」を学び、自社で取り組むためには?」をテーマに、原口圭二氏((株)HK企画 代表取締役)、東真吾氏((有)ファミリーフードサービス 代表取締役 )、梶原寿一氏((有)アエル流し台製作所)、宮野大樹氏((株)Daiju.tech 代表取締役)が報告しました。
東氏は店舗数の拡大に伴う内部疎外の問題を語り、社内整備の重要性を強調しました。原口氏は社員教育の継続的な必要性について言及し、梶原氏は障害者雇用の取り組みとして、特別対応ではなく普通の対応をすることの大切さを説明しました。経営労働委員会については宮野氏が報告を行いました。経営を航海に例え、目的地設定とその達成に向けた舵取りの重要性を述べました。
これらの話は、経営指針成文化セミナーの重要性や経営者としての役割の再認識、PDCAサイクルを通じた組織改善の必要性を一層強調していました。経営においては外部の拡張だけでなく、社内の充実も非常に重要であるということを再認識しました。特に、社員一人ひとりの多様性を深く理解し、それぞれに適切に対応することで、組織全体が如何に効果的に機能するかを学びました。
また、経営の舵取りには明確な目標設定とそれに向けた計画が必要であり、PDCAサイクルを通じて継続的な改善を行うことの重要性も確認しました。多様な業種からの経営者が経験を共有することで、具体的な事例に基づく学びが得られたこと、そして実際に直面している課題についてオープンに話し合う事ができました。