活動報告
ACTIVITY-REPORT

経営労働委員会
第30期経営指針成文化セミナー第1回<経営理念作成編>を開催しました

経営理念作成と自社の課題抽出

6月22日(土)~23日(日)第30期経営指針成文化セミナー第1回<経営理念作成編>を開催しました。

同友会では「経営理念」「経営方針」「経営計画」の3つを総称して「経営指針」と定義しています。初日は経営理念の作成を行いました。初めに塚崎代表理事より「労使見解に基づく経営指針書」についてご講義いただきました。経営者は会社を維持発展させる責任があります。そのためには話し合いを密にし、対等な労使関係を築く必要性を学びました。

 その後、実山氏((株)ミヤマ電気 代表取締役)より「経営指針成文化と実践の手引き」に沿って科学性・社会性・人間性に基づく理念の必要性を学びました。経営指針作成については、人を生かす経営指針プログラム(エクセルシート)を使って創業のいきさつや自分の信条、今後どのような会社にしたいのか。じっくりと考え文章化した後、企業変革支援プログラムVer.2を使って分析し課題を洗い出しました。

 2日目は公認会計士の栗林氏(栗林公認会計士事務所 代表者)より定量要因の項目について詳しくご講義いただいた後、直近三期分のB/S、P/Lをエクセルシートに入力。評価点を出すことで数字面での強みと弱みを把握することができました。中でも安定経営を目指す上で自己資本比率や流動比率の重要性が理解できた事で目標が明確になりました。

次回のセミナーは9月開催です。今回作成した理念や自社の課題について振り返りながら、次回経営戦略編に臨みたいと思います。

一覧に戻る