障がい者雇用について考える
7月25日(木)豊後高田商工会議所で豊後高田支部7月例会を開催しました。
「障がい者雇用について」をテーマに野村礼司氏((社福)豊肥福祉会 複合障がい者施設大樹 施設長)と秋吉俊典氏((社福)豊肥福祉会 複合障がい者施設大樹 副施設長 )が報告しました。
(社福)豊肥福祉会は、県内に14施設あり、大樹では、共同生活援助( グループホーム)、就労継続支援B型、生活介護事業のサービスを行っています。就労継続支援事業には、A型とB型が有り、A型は一般企業の通常雇用は難しいものの雇用契約に基づいた就労が可能な人、B型は「非雇用型」と呼ばれ、スタッフが身近にいる環境の中で、障害による困りごとの状況や症状などに合わせて、内職や利用者の方を派遣する支援サービスです。
障害特性として、視覚障害、聴覚障害、知的障害、発達障害、精神障害、認知症等、多くの障害特性があります。健常者と変わらない部分、違う特性部分を知り確認し、それぞれの障害に応じた細かい対応支援を行っていかないといけない事を説明していただきました。
報告をお聞きして、障害者雇用について話す中で、大半の人は接する機会は少なく、現状では雇用は考えて無い方が多い中、今回の障害を知る機会が有り雇用するしないは別として、雇用する為の仕事を作り出すためは、経営者の情熱から始まり、企業全体の環境を整える事に繋がるのではないでしょうか。