活動報告
ACTIVITY-REPORT

県南支部
県南支部7月例会を開催しました                                                         

高校生の傾向や特徴を学ぶ

7月26日(金)佐伯東地区公民館で県南支部7月例会を開催しました
「高校生今昔物語―捨てたもんじゃない今どきの高校生ー」をテーマに金田浩嗣氏(大分県立佐伯豊南高等学校 校長)が報告しました。

大分県立佐伯豊南高等学校と大分県立佐伯鶴岡高等学校との統合に対応することになり、新設高校開校準備室のメンバーとして、様々な意見の対立がある中、総合選択制高校の設立に向けた構想を立て2014 年4 月1 日に開校しました。食農ビジネス科・工業技術科・福祉科・総合学科の 4 つの学科を設置した総合選択制の高校です。生徒数約600人に92 人の教員。特徴は、カリキュラムの自由度が高いことです。高校生の特徴としては、生徒数の半数が就職希望者で地元志向が高いことですが、コロナ禍で、地元志向に拍車がかかりました。

高卒採用に向けたアドバイスや、今どきの高校生の特徴について、やりがい・生きがいが薄く、ネームバリューに弱い、福利厚生重視などの情報をお話し頂きました。人手不足、人材不足の現在、高校生採用に向けて行動するのであれば、給与や休日数など単なる数値で比較できない、自社の魅力を情報発信することが重要であり、そのためにも経営理念の成文化や、社員への浸透が欠かせません。

 佐伯豊南高校は豊富な専門性と自由なカリキュラムで、今後、多様な人材の輩出に期待ができます。地域に密着した中小企業がしっかりと自社の魅力を発信することで、優秀な地元の人材の雇用につなげ、自社の魅力の拡大につなげていきたい。

 

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