仕事は楽しいか?
8月21日(水)焼肉かもんで中津支部8月全体例会を開催しました。
「創業から次の時代へ~同友会活動を通じて変化した思い~}をテーマに田中真一氏(焼肉かもん 代表者)に報告して頂きました。
高校卒業後、ホテルや建築業などで社会経験を積みました。しかし、自分のやりたい仕事が思うようにできない苦悩を感じ、焼肉と接客が好きだということから焼肉屋を創業しました。今では楽しく仕事を行っており、会社を辞めたいと思ったことはありません。また、同友会での学びや家族の支え、そして何より、いつもお店に来て、「このお店がなくなったら困る」というお客様の声が大きくなってきたことで、事業の承継を考え始めました。
5年ごとに会社が目指す方向を決めており、継がせたいと思った社員ができた時に、その計画とともに事業承継を進めていきたいと思っています。報告の中で、一番参加者の心に響いた言葉は「仕事は楽しいか?」ではないでしょうか。特に、創業者ではなく後継者として会社を経営している人は、さまざまな感情や背景で事業をされています。社長が楽しくなければ、そこで働く社員も楽しくない。田中氏のお店で働く社員は、いつも明るく楽しく仕事をしているように感じます。この報告をきっかけに、「自分は楽しく仕事ができているのか?」を見直すことができました。
<例会アンケートより>
・経営者が仕事を楽しいと思えることが大切だと思いました。
・三代目がこの仕事を好きになっていないと報告の中であった。やはりこれではいけないと思う。これは継承するとき、人の責任かなと考えました。