広報委員会は同友会運動の道標
9月13日(金)広報委員会主催の情報・広報活用セミナーをWEB開催しました。
「なぜ中小企業は広報を大事にしなければならないのか」をテーマに中同協広報委員長の宇佐見孝氏(宇佐見合板(株)代表取締役)に報告して頂きました。
はじめに、「同友会は何を売っていますか?」の問いに対して、答えは「情報」です。と言われました。同友会では、会社、経営者、経営環境を良くする情報を手に入れることが出来ます。
続いて、「何のための広報活動なのか?」の問いに対して、答えは「同友会運動の道しるべ」と言われました。会社の得になる情報を知り、経営の勉強をして行動するためなのです。会社は内部からほころび倒産の危機につながります。他社の良いところ、悪いところを知ることで対策を打つことが出来ます。宇佐見氏は企業訪問を重視しています。実際に稼働している時間に企業訪問することで、その企業の良いところ悪いところを目の当たりに見ることができ、自社と比較して改善していくことが出来るのです。
また、「社長は広告宣伝塔です」とも言われました。「広告宣伝の下手な会社は伸びない」「社長が自社をどれくらいPRできているのか」、ここで企業の発展が決まります。広報は宣伝の媒体に目がいきやすいですが、重要なのは経営者の発信力で、相手に適切に何を伝えられるかなのです、と教えていただきました。