地域の課題について話し合う
事例報告では大賀政策委員長が同友会で調査を行った、「大分県中小企業家同友会第39回景況調査」の報告を行いました。次に障がい者問題委員長の宮迫氏から「地域に根差した企業経営実践報告」をテーマに、地域や業界の課題についての報告やそれに対しての自社の取り組み事例を報告しました。
また大分市商工労働観光部からは「2024年度大分市中小企業施策のポイント 」として、大分市が行っている、ビジネスオンライン講座やセミナー、補助金・助成金などの制度の説明をして頂きました。
グループ討論では、「地域のインフラとしての中小企業の役割とは」をテーマに討論を行いました。討論では地域における課題や中小企業が経営を行うにあたり直面している課題、また中小企業が担う役割など、活発な意見交換を行うことが出来ました。大分市の方から「行政に要望をあげてもらい、少しでも労働環境の整備に繋がっていってほしい」というお話があり、特に雇用については、中小企業が担う役割が大きいとの話がありました。中小企業の採用についての課題や職場環境について、また子育て世代、子育て中の女性などへの支援の必要性や行政に求めることなど、沢山の意見交換をすることが出来ました。