活動報告
ACTIVITY-REPORT

中津支部
中津支部11月例会を開催しました                                                              報告者 特定非営利法人リプル 理事・施設長 大土優之介氏

覚悟を決める

11月13日(水)中津市教育福祉センターで中津支部11月全体例会を開催しました。
大土優之介氏(特定非営利法人リプル 理事・施設長)が「情熱と創造で描く、地域ブランドの未来図」をテーマに報告しました。

湯布院の地で障がい者就労支援事業を開始し、なかなか地域の方に受け入れられませんでした。しかし、地道な地域支援を行い、活動を見ていた方の手助けもあり、次第に軌道にのり始めました。

 障がい者の賃金を上げるため、また社会保険等への加入など、新たな思いを達成させるため合同会社由布のしいたけを設立。また、新たにキャンプ場も作りました。コロナ禍で、思うようにしいたけの受注がない中、社員や障がい者から「ここで働き続けたい」の声を聞き、この仕事を続けていこうと覚悟が固まりました。障がい者の雇用を守るため奮闘し、どうにか切り抜けることができました。これから周りの人や地域に恩返しが出来る法人を目指しています。

 コロナ禍で、しいたけの注文が入らない中で、金銭的にも精神的も行き詰まり同友会の会員に相談、心の支えとなりました。良い時ではなく、悪い時に相談できる人を作っておくことの大切さを学ぶました。 また、頭を働かせ、人を動かし、周囲を巻き込みながら、逆境を乗り越えていきました。報告を聞く中で、覚悟が決まった後に動きが変わりました。「覚悟」、この言葉に尽きると感じました。

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