地域密着で生き残る
11月28日(木)豊後高田商工会議所で豊後高田支部11月例会を開催しました。
今井 誠一氏(両子運転代行社 代表者)と 中山田 真紀氏((株)あさの食専 代表取締役)に「私の会社について」をテーマに報告して頂きました。
今回の例会は、本年度新入会員の今井誠一氏、中山田真紀氏のお二人に、自社について報告していただきました。グループ討論では、報告の中で現状の問題点を語って頂き、解決方法を討論し、グループ発表で打開方法を回答提示する形としました。
今井氏は、2000年から17年間業務を行った先代から引継ぎ8年目になります。業務は基本的にはお酒を飲んだ人に代わって運転送迎する事ですが、中には体調の悪い方とか視力の弱い夜の運転が困難な方、警察からの依頼で飲酒取り締まりで飲酒運転者の車を代行する事もあります。現状の問題点は、お客様が帰る帰宅時間帯が集中し、待たせる時間が長くなる事、コロナ禍の影響もあり宮町飲食店への来店客数が繁盛時期の1/3に減少している事です。
中山田氏からは生い立ち、結婚、平成20年11月に父が亡くなり代表取締役になるまでの報告をして頂きました。祖父があさの鮮魚店を開業し、自転車で行商しながらあさのの名前を広めくれて、スーパーのノウハウが無い中、コンビニエンス小松の中に出店し勉強させて頂き、あさのストアーを立ち上げました。平成10年に今の位置に移転、(株)あさの食専となりました。「スーパーマーケットを経営していく中で、地域に密着し鮮魚コーナーを中心に大型スーパーに出来ない事を行ってはいますが、動きが変わりました。覚悟、この言葉に尽きると感じました。この先どんな事が出来るのか皆さんに考えて頂き知恵を頂きたいです」と報告されました。
二人の報告を聞き、2社ともに地域密着型の企業で、お客さんの全ての要望に応え、役に立たなければいけないですが、出来る事出来ない事を確認し、お客様心理を把握する為にも、お客様と会話しコミュニケーションを行う事が大事です。これから先の時代に生き残って行くためには自社の強みを追求し伸ばしPRし続ける事が大切です。