活動報告
ACTIVITY-REPORT

大分支部
会員訪問 (有)久住スポーツ研修センター 代表取締役 後藤慶多氏(大分支部会員)

スポーツ合宿の拠点から地域貢献へ

■御社の事業について教えてください。

 こちらの施設は竹田市の所有物で、竹田市から指定管理をうけて、運営と管理業務を請け負っており、宿泊事業やスポーツ合宿の受け入れなどを行っています。主にラグビーを中心としたスポーツ合宿が多く、年間の9割近くがラグビー関係です。夏のシーズンには最大で40~50のチームが利用することもあり、特に西日本エリアでは多くのチームが集まる施設として知られています。昨年はラグビー女子の日本代表が2週間程キャンプをされました。

■会社の設立と事業を継承した経緯について教えてください。

 会社は平成7年に設立されました。当時、周辺の地権者の方々が土地を寄付し、基盤整備事業から補助金を活用して建物を建設。その後、地元の方々が法人を立ち上げ、3年間ほど運営していました。その後の事業運営の変遷を経て、約12年前私が29歳のときに事業を引き継ぎました。

引き継ぎのきっかけは、前任者が他の活動に専念するため退くことになったことです。私はもともと高校時代にこの施設でラグビーの合宿を経験しており、地元に戻った際に事業継承の話をいただきました。当時、事業運営や経営の経験がなく不安もありましたが、地元やラグビーへの思いが強く、この運営を引き受けました。現在は地域に根ざしたスポーツ施設として、運営を続けています。

■会社の設立と事業を継承した経緯について教えてください。

 会社は平成7年に設立されました。当時、周辺の地権者の方々が土地を寄付し、基盤整備事業から補助金を活用して建物を建設。その後、地元の方々が法人を立ち上げ、3年間ほど運営していました。その後の事業運営の変遷を経て、約12年前私が29歳のときに事業を引き継ぎました。

引き継ぎのきっかけは、前任者が他の活動に専念するため退くことになったことです。私はもともと高校時代にこの施設でラグビーの合宿を経験しており、地元に戻った際に事業継承の話をいただきました。当時、事業運営や経営の経験がなく不安もありましたが、地元やラグビーへの思いが強く、この運営を引き受けました。現在は地域に根ざしたスポーツ施設として、運営を続けています。

■施設の運営で特に大変な点について教えてください。

 運営スタッフは少人数で構成されており、地域の高齢者が多くパートで働いてくださっています。夏場は400人を超える利用者が訪れることもあり、調理や清掃の現場では特に人手が不足しがちです。高齢化が進む中で地元の雇用を維持し、施設の運営を安定させることが課題です。

■スポーツ施設としての地域貢献についてお考えをお聞かせください。

 地域のスポーツ振興を担う一助となるよう努めています。能登半島地震の復興支援で、石川県の学校を合宿へ招待をしたり、東日本大震災の際には福島県の学校を招待するなど、地域とスポーツの絆を深める取り組みをしています。

 田舎ではスポーツの環境や施設が不足しがちで、スポーツをしたい若者が都市部に移動しなければならない状況が多いです。行政とも連携し、竹田市がスポーツで活気づくよう、指導者のネットワークや施設の活用など、地域に貢献できることを模索しています。

■今後の展望やビジョンについて教えてください。

 現在の施設の機能を維持し、今後もスポーツ合宿の拠点として多くのチームを受け入れ続けたいと考えています。特にラグビー合宿のための設備や環境を充実させ、地域のスポーツ振興と雇用維持を両立できるよう努めていきたいです。

《会社概要》

■所 在  地 竹田市久住町栢木607
■電  話  0974-77-2295
■設  立 1995年
■従業員数 15名 (社員2名、パートアルバイト13名)
■業務内容 研修施設運営、管理

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