成長速度に合った社員共育

12月16日（月）日田市複合施設AOSEとWEB併用で日田支部12月例会を開催しました。
岩尾雅史氏（サンワテック（株）　代表取締役社長）が「社員共育で気が付いた一人ひとりの特性」をテーマに報告しました。

岩尾氏は23歳で建設業界に飛び込み、28歳でサンワテック（株）に入社されました。法面工事は崖で作業する性質上、危険性が高く重労働と言われており、いち早く機械化や安全性の確保に取り組んでいます。

　平成27年から障がい者雇用にチャレンジ。一生懸命打ち込むので次々と仕事を振った所、ゆっくり働きたかったとやめてしまいました。そこで、社員を知り、一人ひとりにあった成長の速度を一緒になって見つけていく必要性に気づきます。その後はランチミーティングなど社員と積極的にコミュニケーションを取る機会を増やし、その人を知ることに努めています。

障がい者雇用で社員共育に取り組み、誰もが働ける会社づくりの機会となりました。障がい者雇用に限らず、社員とコミュニケーションを取り、社員の思っていることを引き出す機会の重要性を学びました。自分では常識と考えていた事でも様々な人がいれば、当てはまらない事もあります。社員の悩みを聞き、その人に合った目標設定を行っていく事で誰もが働きやすい会社となると学びました。