逆境を乗り越え新規事業にも取り組む
12月18日(水)saiki FLAGSセミナールームと WEB併用で県南支部12月例会を開催しました。
「同友会の学びを生かした事業戦略と今後の展望」をテーマに宮迫賢太郎氏(イヤルクリーナー(株)リファイン大分 代表取締役社長)が報告しました。
主にホテルや旅館、病院、福祉施設の寝具クリーニング業を営む宮迫氏は、若くして会社を引き継いだものの、資金不足が続き、経営状態は常に厳しく波乱の船出でした。また会社が全焼する最悪の災難にもあいました。しかし同友会で学び続け、理念や経営指針を作成し、粘り強く努力を重ね、徐々に経営状態は改善されていきました。また障がい者雇用に取り組むことで、色々な表示やマニュアル整備等、より働きやすい職場づくりに取り組む事もできました。現在では就労継続支援A型、就労移行支援事業所等の運営にも取り組んでます。
会社経営をしていれば、色々な困難が出てくるが、理念や経営指針を定め、長期計画、ビジョンを持ち、声に発することが、経営改善の第一歩となることを再認識しました。穏やかで優しさの中にも、様々な困難や逆境に立ち向かう、力強さを感じる報告でした。