活動報告
ACTIVITY-REPORT

別府支部
別府支部3月例会を開催しました                                                                      報告者:(株)こはり 代表取締役 帯刀 雅貴氏

健康経営を考える

3月19日(水)ふれあい広場・サザンクロスで別府支部3月例会を開催しました。
帯刀 雅貴氏((株)こはり 代表取締役)が「健康経営で別府の未来を企業とともに創る~職業病ゼロへの挑戦~」をテーマに報告しました。

都留氏の旧twitterで同友会を知り2023年にゲスト参加しました。ひょうたん温泉の田中氏、東洋軒の稲尾氏の報告に感銘を受け、起業するまでの間、例会へのオブザーバー参加を重ねてきました。帯刀氏はSNSからの情報を頼りに同友会へ入会しました。前職では院内勤務で作業療法士として働いていました。健康を害して来る患者さんに疑問を感じていて、悪くなる前に健康を維持できないかと、健康経営を考える様になりました。

 「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に実践する事で、知ってる方は10%程、取組みを考える方は70%ほどある事が分かりました。労働人口も減少し15年後には20%も下がるとの予測もあります。人材不足を解消する為に、採用と会社に長く居てもらう為には社員が健康でなければなりません。会社として健康診断、産業医の配置、ノー残業デー等々の取組みはありますが、職業病だから仕方が無い、皆も同じように頑張ってる、病気や怪我は自己責任と考える人が多くいます。中でも腰痛は最も多く、要因を人的・作業・環境と分析していく事で改善出来ると考えています。同友会に入会し、理念を基に目指す姿が確立出来ました。

仕事が出来ない損失を表す言葉で、アブセンティズム、プレゼンティズムと言う言葉があり、前者は体調不良等による欠勤を表し、後者は出勤はしているが生産性が低下している状態を表します。それを数値化する事が出来、皆で話し合い情報共有する事で意識改革を図れます。社名には家族への想いが込められており、安定した会社経営をする為に「健康な人を増やす」と言う理念を掲げ、奮闘している報告でした。

    

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