活動報告
ACTIVITY-REPORT

豊後高田支部
豊後高田支部3月例会を開催しました                                                                    報告者:(有)高森トータルパートナーズ 代表取締役 高森貴司氏

お客様のニーズと社会の変化に対応する

3月27日(木)豊後高田商工会議所で豊後高田支部3月例会を開催しました。
高森貴司氏((有)高森トータルパートナーズ 代表取締役)が「お客様のニーズ、社会の変化への対応」をテーマに報告しました。
今回の例会は、保険代理店業界で社会環境が変化していく中での経営を持続する為の、選択について報告して頂きました。

 高森氏は、明治大学法学部法律学科を卒業後、弁護士事務所に就職。事務職員として一度働きましたが、26歳の時に父の保険代理店に後継者として入社しました。帰った当時は、経営状態は良かったのですが、保険会社1社しか契約する事が出来ず、代理店の利益を維持する為の前年度プラス利率ノルマ縛りも厳しく徐々に経営状態が悪くなりました。自社の課題としての典型的な家族経営でこの先やっていけるか不安を感じている中、代理店を維持する為に ①会社規模の拡大 ②保険会社の直営代理店 ③FP会社への転換の3つの選択しかなく、個人法人のお客様のニーズに幅広くお応えできるよう生損保47社を取り扱う事が出来る大手保険代理店(㈱ライフプラザパートナーズ大分FA営業部)に、令和元年4月に所属しました。 メリット・デメリットを考え、この先まだまだ厳しくなる社会状況を加味しながら、この選択を全うする為に奮闘されています。 

 報告をお聞きして、お客様ニーズと社会の変化への対応について考え話す中で、これだけ社会環境の変化の激しい時代で多様化するニーズに答える為には、常に情報を収集し、勉強しフラットに対応しなければいけないのでしょう。しかし、自社の出来る事出来ない事を把握し、出来る事を強みとし伸ばし、全てのお客様ニーズに答えるのでは無く、経営状態が成り立つので有れば、逆にお客様の選択をする時代ではないかと感じました。

 

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