経営課題に対して打つ手は無限
4月25日(金)津久見市民会館で県南支部4月例会を開催しました。
幾田淳也氏((有)ティーアイコーポレーション 代表取締役)が「これまでの私の仕事を振り返りそしてこれから-変化し続ける会社と同友会での学び-」をテーマに報告しました。
幾田氏は、津久見市で産業廃棄物収集運搬業を事業承継し、2014年より新たに介護事業の経営にも取り組んできました。全く違う2つの業種を経営し、それぞれの経営の問題点を、社員の問題、組織の問題、業界の問題に分類し、説明して頂きました。
中小企業の人材難が深刻化する中、求人活動も重要ですが、離職防止に、より一層力を入れ人材流出を防がなければ、安定した事業は継続できないと再認識しました。複数の事業を経営するには、それぞれの組織作りが必要で、各責任者に任せるところは任せる度量がなければ、なかなかできる事では無いと感じました。そして問題や課題は小さいうちに、早く対応することが重要だと学びました。様々な問題がありますが、問題の数だけ対応策があると思います。報告の中に出てきた「打つ手は無限」という言葉を心にとめ、自社の問題解決にも、積極的に立ち向かっていかなければと力を頂きました。