トップダウンからボトムアップ型の企業へ
6月24日(火)ふれあい広場サザンクロスで別府支部6月例会を開催しました。
明石 秀伸氏((株)BLS 代表取締役)が「代表が常にいなくても回る組織作りを目指して ~任せられる社員はいますか?~」をテーマに報告しました。
開業当初は全てをご自身で行っていたそうですが、対外的な役割が増える中で、会社を任せられる社員の育成が必要だと気づかれたそうです。育成の過程で失敗も経験される中、代表の考えを理解し、現場に伝える潤滑油のような存在が重要であると実感されたとのことです。トップダウンから現場の声を取り入れるボトムアップ型の仕組みへと変化し、組織の成長に繋がっていったそうです。
今後は新たな事業にも挑戦していきたいと語られていました。単なる右腕ではなく、現場の声も吸い上げ、経営者の考えも汲んで調整できるような存在が、組織における重要な役割を担うことを学びました。ただ指示を出すだけでなく、トップの考えを理解し現場に伝える存在=中核社員の育成が鍵であるという視点は、組織づくりにおいて本質的な気づきを得ることができました。