活動報告
ACTIVITY-REPORT

豊後高田支部
広報委員会
会員訪問 (有)高田タイヤ 代表取締役 本多隼人氏(豊後高田支部会員)

■事業内容と承継の経緯について教えてください。

 タイヤとオイル、バッテリーの販売が主軸です。大型、特殊車両の対応ができることが強みですね。前職はブリヂストンに勤務していましたが、12年程前、前社長の原田氏が跡継ぎを探していて、父親を通じてお声がけいただいたのがきっかけで事業承継しました。当時29歳、妻が妊娠中でもあったため、「失敗は許されない、絶対にやり抜くぞ!」という気持ちで腹をくくって挑戦しました。

■承継時のご苦労はありましたか?

 前社長が長年お客様との信頼関係を築いておられたため、私自身、一からお客様との信頼関係を構築していく必要がありました。その際に大きな助けとなったのが、商工会議所の青年部や大分県中小企業家同友会などへの参加でした。特に同友会は非常に真面目で勉強になる会だという印象です。現在はなかなか参加の機会が持てませんが、今でも大変価値のある会だと感じています。

■今年4月に新事務所を豊後高田市界にオープンされました。その経緯を教えてください。

 元の土地が道路建設で立ち退きとなり、移転か廃業かの選択を迫られました。正直、廃業も検討しましたが、「いや、ここで諦めるのは自分らしくない!」と思い直し、完全に一から始めようと決断しました。大きな借金を背負いますが、中途半端なものは作りたくなかったんです。

■承継も見据えているのですか?

 子供に事業を継がせるつもりはなく、私は経営者を60歳で引退して最後はサラリーマンとして人生を終えたいと考えていますので、強い想いのある方がいれば事業を譲渡する予定でいます。なので社員には日頃から、絶対に諦めずに誠実にやることが大事だよと伝えています。

■経営における「誠実さ」とは?

 単にお客様の言いなりになるのではなく、こちらも正当な意見を主張し、お互いが率直に話し合える関係性を築けることこそが大事だと思っています。できないことは「申し訳ございませんが、できません」とはっきりお伝えします。「絶対に負けない」という気持ちで対応を続けていけば、必ず道は開けると信じております。

■今後の事業展望について聞かせてください。

 時期を見据えながらチャンスがあれば、積極的に商圏を広げていきたいと考えています。特に農業用トラクターなどの特殊車両のタイヤは、他店では対応が困難な分野なので、そうした強みを活かしていきたいですね。

■最後に、経営で最も大切にしていることをお聞かせください。

 一言で申し上げると「根性」です! 理論や知識も重要ですが、最終的にはやり抜く根性が必要です。成功を収めた人には必ず「負けない根性」があります。一生懸命に取り組んでいれば、困難な時に必ず誰かが手を差し伸べてくれる。今回の移転で、「人とのつながりって本当に大切だな」と強く実感しました。「根性」と言うと古いかもしれませんが、これが私の経営の核心です。

《会社概要》
■所 在  地 大分県豊後高田市界619番地1
■創  業 昭和51年4月1日(創立49年)
■社 員  数 役員2名 社員1名
■業務内容 タイヤ販売・修理
■営業品目 タイヤ・オイル

《経営理念》
確かな技術で誠実に対応

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