活動報告
ACTIVITY-REPORT

広報委員会
ランチェスター戦略から考える「戦略的広報」前編(概要編)                                                                講師:(株)キーフォーサクセス 代表取締役 菊池 武司氏

弱者には弱者の戦い方がある

7月17日(木)広報委員会主催で「ランチェスター戦略から考える「戦略的広報」前編(概要編)」をWEB開催しました。
菊池武司氏((株)キーフォーサクセス 代表取締役)に「ランチェスター戦略から考える「戦略的広報」~広報を効果的に経営へ活かすために~」をテーマに報告して頂きました。

セミナーを受講して、中小企業が限られた資源でどのようにして大企業と戦い、生き残っていくかという考え方にとても興味を持ちました。特に印象に残ったのは、「弱者には弱者の戦い方がある」という点です。資金力や人材、知名度などで劣る中小企業が、大企業と同じ土俵で戦っても勝ち目は薄いため、戦う市場やターゲットを絞り、一点集中で戦うという発想が非常に合理的だと感じました。

 また、ランチェスター戦略では「第一法則」と「第二法則」という二つの考え方があり、自社が強者か弱者かを見極めたうえで戦略を変えることが重要だとされています。中小企業の多くは弱者であり、広く手を出すのではなく、特定の地域や商品、顧客層に集中して、そこでNo.1を目指すことが生き残るための鍵になるという点に強く共感しました。

この考え方は、実際のビジネスだけでなく、個人のキャリアやプロジェクト運営にも応用できると感じました。何かに取り組むとき、自分の強みを活かし、限られた資源をどう配分するかを考えることで、より効果的な成果につながるのではないかと思いました。ランチェスター経営戦略は、単なる理論ではなく、実践的で現実的な戦い方を教えてくれる考え方ですが戦略はあくまでも手段であり、まずは経営者自身の、願望・熱意・向上心が絶対必要だということも学びました。次回の応用編も楽しみです。

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