社員が主体的に動く社風に
7月29日(火)J:COMホルトホール大分で大分支部7月全体例会を開催しました。
岩崎 浩氏((株)グリーンロジスティクス 代表取締役)が「障がい者雇用と地域貢献が社員の自主性を育てる~成長し続ける会社創り~」をテーマに報告しました。
もともとは顧客や地域、社長と社員、社員同士の関係も悪く、社員に主体性がなくクレームが頻発していました。足が不自由な方からの入社の問い合わせを「2階に上がれないから」という理由で安易に断ったことを後悔していました。その後、社員からの反発はあったものの、障害者雇用をすることができました。
しかし、雇用したT君が地域から不審者と間違われた際、日ごろ接している社員たちが「悔しい」と怒りをあらわにしたことが、障がい者への理解を進め、社員が主体性をもって動くきっかけになりました。社員を管理するよりも、やる気にさせるリーダーシップが重要であり、社員満足は、誰かへの貢献によって達成されます。社員との関係性をよくするためには、経営理念の実践が必要です。