経営理念を引き継ぐ
8月20日(水)中津支部8月全体例会を焼肉かもんで開催しました。
「成文化セミナーを通して自社の変わったこと!そして、変えたいこと!~青年経営者による企業変革への思い~」をテーマに
別府支部の大倉康弘氏((有)クラムコンフェクト 代表取締役)と稲尾徹氏((有)宮本 レストラン東洋軒 代表取締役)が報告しました。
稲尾氏は2005年大手中古車販売会社に入社。22歳で店長となりずっと数字を追い給料を上げることが全てだと思っていましたが、4名いた部下が全員辞めてしまいました。2015年に妻の実家である(有)宮本に入社。2021年に経営指針成文化セミナーに参加し、自分の思いを書き出し経営理念を作成しました。全社員の満足度を上げることを考え、有給の時間単位での取得や職場NISAなどを始め職場環境の改善に取り組みました。「社員には会社を好きになってもらいたい」と報告しました。
大倉氏は大学卒業後、(有)大倉菓機に入社。2008年ベーカリー事業を立ち上げ、全国のパン屋に修行に行きました。2020年に大分店をオープンしましたが、その2か月後にコロナ禍となりました。それでも2016年と比較すると売り上げは右肩上がりでした。2023年に(有)大倉菓機に戻ったところ、売り上げが下がりこれではいけないと、2024年に同友会に入会。現在経営指針成文化セミナーに参加して経営理念の作成に取り組んでいます。