同友会は最短で成長できる場所

8月21日(木)津久見市民会館で県南支部8月例会を開催しました。
宮野大樹氏（（株）D a i j u . t e c h　代表取締役）が「本音で語れる場が企業も地域も強くする～地域とともに成長し、持続可能な企業づくり～」をテーマに報告しました。

宮野氏は放射線技師として病院に勤務していましたが、自分の人生を考えた時に、将来のビジョンを描けずに独立しました。独立と同時に同友会に入会しましたが、最初は何を言っているかわからず、恥ずかしくて、悩みを言えませんでした。当時は仕事で行き詰まり、売上が立たない状況でした。例会に参加し、当時の谷口支部長に悩みを本音で話したことが、組織経営のイロハ、地域を考えるきっかけになりました。

　同友会の全国大会に積極的に参加し、脱プレイングマネージャーを意識するようになりました。また、自分ごとのようにアドバイスしてくれる先輩経営者と出会うことができました。「同友会では鎧を着てては成長しない」という言葉に衝撃を受け、同友会が好きになるきっかけになりました。会社を成長させたいと思い、同友会で本気で学び、本音で語り合うことで成長することができます。宮野氏は「同友会は最短で成長できる場所」と感じています。

　日田支部を経営者自らの学びの場と位置付け、中期ビジョンの策定、会員増強の目標達成など、スピード感のある支部運営や、委員会活動の充実、企業訪問、プレ報告は、これからの県南支部に大いに参考となるものでした。