活動報告
ACTIVITY-REPORT

大分支部
大分支部5月全体例会を開催しました

子どもを入社させたいと思う会社を目指す

5月18日(火)大分支部5月全体例会をWEBで開催しました。宮迫賢太郎氏(ロイヤルクリーナー(株)リファイン大分 代表取締役)が「経営課題に私はこう向き合いました!~経営課題は学びと実践の繰り返し~」をテーマに報告しました。
大学在学中に「1年だけ手伝ってほしい」と言われ1998年に入社。経営の勉強の場を求めて2004年に同友会に入会しました。

2008年に会社が全焼。父が会社を再建する姿を見て、会社を存続させる理由=経営理念が大切だと実感。さらに同友会で学ぶため、障がい者問題委員会に所属しました。障がいのある方の働く意欲の高さ、支援学校の先生の真剣さ、障がいのある子どもを持つ親の将来の不安などを学び、この思いに応えられるのは経営者であり、自社は障がい者が働くことができる会社だと気づくことができました。

2011年に社長に就任。10カ年計画を立てて徐々に資金繰りを改善していきました。経営指針を成文化し、実践する中で新卒採用を行う計画を立てます。新卒を採用するために、「年間休日を増やす」、「賞与、残業代を支給をする」ことを目標に掲げて5年計画を立て、毎年更新しながら実践。3つとも達成し新卒を採用することができました。

経営指針発表会の実施、講師を呼んでの社員共育、新卒採用、障がい者雇用、広報紙の発行など同友会で学んだことを一つずつ実践しています。「同友会に参加することで次の課題を与えてもらい、会社を成長に導くことができます。学ぶ謙虚な姿勢と継続する覚悟を学ぶことができました」と同友会での学びを語ってくれました。

今後は、社員の50%以上が新卒社員、海外事業を別会社にする、豊後大野市で一番社員の多い会社にするなど、若い社員が将来に希望を持て、子どもを入社させたいと思う会社を目指すということです。

 

 

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