社員と信頼関係を築く
10月28日(火)J:COMホルトホール大分とWEB併用で大分支部10月全体例会を開催しました。
宮野 大樹氏((株)Daiju.tech 代表取締役)が「本音で語れる場が自分も企業も強くする!」をテーマに報告しました。
宮野氏は救急病院で13年間放射線技師として勤務後、2017年に独立。Web制作・デザイン・ITサポートを柱とする同社を創業しました。当初は売上が立たず苦悩の日々が続きましたが、同友会で出会った先輩経営者からの叱咤激励をきっかけに、本音で語り合う大切さを学び、経営への姿勢を大きく転換されました。
数字のオープン化、個別面談の実施、障害者雇用など人を生かす経営を実践。さらに保守契約の拡充により安定した収益基盤を確立し、社員の成長を支える研修制度や人事評価制度の構築にも着手しています。近年は地域DX推進や商工会議所との連携、公共施設の長期運用プロジェクトなどにも挑戦されています。同友会での本音の対話から、経営者として成長することが出来ると学びました。苦境を隠さず語り、仲間と支え合うことで、経営の本質や課題解決の道が見えてきます。数字の公開や人材育成を通じ、社員と共に信頼を築く姿勢は、組織の強さを生む原点であり、経営者自身の覚悟と成長を促す学びとなりました。

