活動報告
ACTIVITY-REPORT

豊後高田支部
豊後高田支部10月例会を開催しました                                                                             報告者:八光園 園長 森若 新平氏

地域の中で共に生きる

10月23日(木)豊後高田商工会議所で豊後高田支部10月例会を開催しました。
森若新平氏(八光園 園長)が「障害者の雇用について~障害者が活躍できる社会をめざして~」をテーマに報告しました。

今回の例会は、(福)八光会として、八光園(基準該当就労継続支援B型事業)、ワークセンターレインボウ(就労継続支援A型事業)、グループホーム光(共同生活援助事業)の、3つの事業所の責任者である、森若新平氏をお招きし、障害者雇用のメリット、助成金の仕組みなどについて報告していただきました。

 就労継続支援事業には、A型とB型が有り、A型は一般企業の通常雇用は難しいものの雇用契約に基づいた就労が可能な人、B型は「非雇用型」と呼ばれ、スタッフが身近にいる環境の中で、障害による困りごとの状況や症状などに合わせて、内職、または、利用者の方を派遣する支援サービスです。豊後高田市の業者で、A型支援事業所を行っているのは、(福)八光会・ワークセンターレインボウだけです。パッカー車で事業所のゴミ回収する一般廃棄物収集運搬、市道等の除草作業清掃・家屋片付け作業、資源類分別作業等の作業をA型事業所として行い、委託業務募集も行っています。        

 特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)は、高年齢者(65歳以上)や障害者(身体・知的・精神障害者)等の就職困難者をハローワーク等の紹介により雇用する事業主に対して助成される制度で、事業主はこの制度を活用することで、採用コストを軽減し、多様な人材が活躍できる職場環境を実現することができるメリットがあります。障害のある人も、ない人も地域の中で共に生きる事が当たり前になる様に、私たちは常に信じて生活支援員として活動しています。

報告をお聞きして、健常者として働く人の中でも出来る事、出来ない事は有ります。障害を個性と考え、出来る事を掘り下げて雇用に繋げ、社内全体で健常者・障害者・外国人関係なくフォローし助け合える事が出来る社風を経営者の情熱で整えていかないと、この先深刻な人材不足は人口統計からみても酷くなっていく事は確実です。企業の質量に関わり存続にも関わって来るのではないでしょうか。

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