「誰に価値を届けるのか」を明確に
1月27日(火)ベッパーズタバーンで別府支部1月例会を開催しました。
中塚茂次氏((株)三洋産業 代表取締役)が「他社にない技術力で世界展開できる企業に成長する為に必要な事」をテーマに報告しました。
三洋産業は九州で唯一のコーヒー専用フィルター生産会社であり、「誰でもおいしいドリップコーヒーを作れること」を目指して製品開発を行っています。自宅でコーヒーを飲む人が増える中、価格競争に入るか悩んだものの、クオリティや品質の高さを理解してくれる人や企業に製品を届ける方針を選択されました。
中塚氏は、3%の超一流・10%の一流に選ばれる企業を目指し、価値が分かる人に伝えることを重視されています。海外展開においては、自ら世界各地でプレゼンや実演を行い、商品と共に思いを伝えています。また、商品だけでなく組織づくりが重要であり、ミッション・ビジョン・バリューを軸に、社員と共に会社を成長させていく必要性を語られました。
価格や規模で競争するのではなく、「誰に価値を届けるのか」を明確にすることの重要性を学びました。また、商品力だけでなく、経営者の思いや価値観を言語化し、組織として共有していくことが、長期的な成長や世界展開につながると感じました。企業経営は商品づくりだけでなく、人や組織を含めて会社全体をデザインしていくことが大切であると学びました。
技術力や製品の強みだけでなく、ブランディングや組織づくりまで含めた、実践的な経営の考え方を学ぶことができました。海外展開における具体的な取り組みや、経営者自身が前面に立って価値を伝える姿勢が印象的でした。参加者それぞれが自社の経営や将来像を見つめ直す学びの多い例会となり、新年に相応しい例会となりました。

